はじめまして。もうすぐ産休・育休に入るカナタです。
20代は、出版業界の沼にはまりこみ、仕事ばかりしていました。30代になって、ようやくそれなりの経験を積んで落ち着いてきたところで結婚し、すぐに子どもができました。
それでなくとも要領の悪い私が、これから1年以上のキャリアのブランクをつくることに、大きな不安があります。
だけど同時に、目先の仕事ばかりに追い回されてきた私が、ここで1年以上の振り返りの時間を持てることに、ほんの少しの希望も抱いています。
大学生活は「人生の夏休み」、なんていいます。(それってどうなの、というのは置いておいて。)就職してから10年間、仕事づくしだった私の人生。ここで、仕事から少し離れることは、私にとっては「人生の秋休み」なのかもしれません。
もちろん、産休・育休でいちばん大切なことは、生まれてくる子どもを産み育てること。要領の悪い私にとって、他のことを顧みる時間なんて早々ない、死に物狂いの日々になりそうだなぁとは予感しています。
でも、この不安な気持ちを上向きに変えていくためにも、初めての育休・産休を赤ちゃんを育てながらの「サバティカル休暇」だと、私は捉えたいと思っています。私の子どもにとってだけでなく、私の人生、キャリアにとっても。これから迎える、あっという間に過ぎ去るであろう短くない一区切りの期間を、有意義なものにしたいと強く感じているからです。
その気持ちを忘れないために、一進一退を記録に残していくために、ブログを始めることにしました。