ライフハック 子育て

妊婦の風疹予防! 私がした対策4つ

投稿日:2018年10月2日 更新日:

妊娠初期の検査で、「風疹の抗体(免疫)が低いですね」と言われて不安になった妊婦のカナタです。

妊婦が風疹ウイルスに感染すると、赤ちゃんが「先天性風疹症候群」を発症することがあり、心臓や耳に重大な障害が出る可能性があります。

特に危険なのは妊娠20週頃まで。私のように妊娠してから抗体がないことが分かった場合、妊娠中はワクチンを打つこともできないため、医師からも「注意するしかないですね」と言われてしまいました。

妊娠初期から今まで、私が心がけた対策をご紹介します。

なぜ?風疹の抗体がない人の特徴とその理由

風疹はウイルスに感染して発症する病気ですが、有効な「風疹ワクチン」は既にあり、これを打てば免疫がつくとされています。にもかかわらず、なぜ風疹の抗体をもっていない人がいるのでしょうか?

実は女性の場合、風疹の抗体がない可能性が高いのは「1979年4月~1987年10月生まれ」の人。私もまさにこの世代でした!

これには理由があって、子どものワクチン接種スケジュールを定めている「予防接種法」の変化が影響しています。この法律はしょっちゅう改正されているのですが、その改正のタイミングでたまたま、1979年4月~1987年10月生まれの男女では風疹ワクチンを打つ機会がなくなってしまったからです。
正確にいうと、中学生のときに風疹ワクチンを接種するよう定められていたのですが、個別に病院に行って打たなければならないシステムだったため、接種する人があんまり増えなかったそうです。(記憶にありませんが、私も病院に行きそびれたのでしょう…。)

ちなみに、1979年3月以前に生まれた世代では、女性のみ中学校で集団接種が行われていました。そのため女性の抗体保有率は高いです。(ただし、男性の抗体保有率は低く、風疹リスクが高いです。)
一方、1987年10月以降の世代では、幼児期に風疹ワクチンを打つシステムになりました。幼児期のワクチンは、小児科できちんと打っている人が比較的多いので、男女ともに抗体保有率は高いでしょう。

つまり、「1979年4月~1987年10月生まれ」の女性は、法律の移り変わりで発生した風疹対策の弱点なんですね。この世代の女性が妊娠適齢期にある間は、「風疹の抗体がない」と言われて悩む女性は一定数生じることになりそうです。

※ただし、ワクチンを打っている人でも、その効果が次第に弱まることも稀にあるそうなので、年齢にかかわらず「妊娠前に抗体検査を受けること」は必須だといえそうです。

私自身も、風疹の抗体がない可能性が高いことは知っており、「結婚したら検査を受けに行こう」とは思っていました。しかし、結婚してすぐ、思いがけず早く妊娠。ワクチンを打つ機会を逃してしまいました。

言い訳になってしまいますが、結婚後って、なんだかんだでとてもバタバタします。「1979年4月~1987年10月生まれ」の女性には、たとえ今すぐに結婚や妊娠の予定がなくても、とりあえず風疹の抗体検査とワクチン接種をしておくよう、強く勧めたいです。
経済的にも身体的にも、それほど負担になる検査ではありません。妊娠してから、「先に打っておけば…」と不安を抱えるよりはずっとよいと思います。

妊婦ができる、風疹の予防策4つ

さて、風疹の感染を予防するのに、一番確実なのは「ワクチン接種」ということでした。

でも、風疹ワクチンは生ワクチン(生きているウイルスを弱らせたものを打つワクチン)なので、妊娠中の接種はできません。既に妊娠している場合は、他の方法を考えるしかないですよね。

私は妊娠期間中、以下のような対策をしました。それぞれの効果のほどを調べたので説明します。

①外出時はマスクをして過ごす

②うがい手洗いを徹底

③人混みを避ける

④家族に風疹ワクチンを打ってもらう

①外出時はマスクをして過ごす

風疹は飛沫(せきやくしゃみなどで出た唾液の粒)によって感染します。なら、風疹の患者さんが出した飛沫を吸い込まないように気を付けよう、と思いますよね。

しかし、風疹に感染した人は、症状が出る前からウイルスを排出しているといわれています。そのため、「せきをしている人がいるから近くに寄らないようにしよう」というのでは、対策としては不十分なのです。(もちろん心がけとしては意味があるかもしれませんが…。)

そして、ウイルス入りの飛沫は空気中に浮かび、長い時間漂っています。こうした飛沫は私たちの想像以上にずっとずっと小さくて、マスクの網目では全く捉えることができないのだそうです。さまざまな研究で、マスクを着用してもしなくても、飛沫感染する病気にかかるリスクは同程度だと報告されています。

つまり、マスクには風疹を予防する効果はないと考えてよさそうです。

でも、それを踏まえたうえで、私は妊娠期間中を通してマスクをして過ごしました。「うっかりウイルスの付いた手で口元を触らないように」「至近距離でくしゃみをされたときなどには飛沫を防ぐ効果もあるだろうし」という考えがあったのですが、一番は気休めになるから、ということです。

妊婦本人が、着けている方が安心するなら着けていてもよいし、「無駄ならいらないでしょ」と思うなら着ける必要はない、という程度のものだと私は考えます。

②うがい手洗いを徹底

先に述べた通り、風疹は飛沫感染です。つまり、感染した人のせきやくしゃみなどに含まれる唾液の粒が、手すりやドアノブなどに付いていた場合、それを触った手で自分の粘膜(目や鼻、口元)に触れれば感染する可能性があるということです。

ですから、こまめにうがい・手洗いをしましょう。帰宅したときはもちろん、外出中に食事や水分補給をするときも、できれば手洗いできると安心だと思います。

これまでの研究でも、マスクだけだとウイルス感染を防ぐ効果はないが、マスク+うがい手洗いにはウイルス感染をある程度防ぐ効果があると報告しているものが多いようです。

つまり、完全に風疹を予防する効果はありませんが、しないよりはマシということです。

なお、手を洗うときは水道水をたっぷり流すことが、ウイルスを効率よく落とすコツです。

③人混みを避ける

出会う人の数が増えるほど、患者さんと出くわす可能性が増えるのは明らかですよね。

特に、風疹によるリスクが高い妊娠20週までは、できるだけ人混みに出かけないよう心がけましょう。
私は休日は完全に家に引きこもっていました。「たまには出かけたい、ストレスがたまる」というタイプの人も、一番混みあう時間帯を避けるなどの工夫をするだけで違うはずです。

また、仕事で電車通勤をしている場合は、できるだけ混雑時間帯を避けるようにしましょう。
私は家から職場まで2駅だったので、運動も兼ねて徒歩通勤に変えました。徒歩通勤が難しくても、通勤ラッシュの時間帯を避けるだけでも大きな効果があるでしょう。風疹の抗体がない人が多く、一番感染のリスクが高いのは30代以上の男性、つまり働き盛りのサラリーマンだからです。

④家族に風疹ワクチンを打ってもらう

これはちょっと面倒だけど、とても効果のある対策。ぜひ、同居している家族に風疹の抗体検査を受けてもらいましょう!

もし抗体がなければワクチンを打ってもらうことで、家族が外で風疹をもらってくるリスクを減らせます。それだけでも、妊婦自身が風疹にかかる危険性をかなり下げることができます。

特に夫が1987年10月以前生まれの場合、風疹ワクチンを接種しておらず、過去に感染した経験もない可能性があるため、風疹の抗体が低い可能性は十分にあります。さらには男性の多い職場にお勤めであれば、周りにも風疹の抗体が低い人がたくさんいると考えられるでしょう。夫にワクチンを打ってもらい、風疹ウイルスの「防波堤」になってもらいましょう。

→実際に夫に検査を受けてもらいました!

「ワクチンを打っておけば…」と不安になっても、妊娠してからではどうしようもありません。できるかぎりの対策をして備えることで、少しでも安心して過ごせるように心がけましょうね。
そして、出産したら、次に妊娠したときのためにも早めに風疹ワクチンを接種しましょう。

追記
私は、2018年の風疹流行期間中に妊娠しましたが、風疹にかかることなく無事に出産できました。今不安に思っている妊婦さんには、リスクは確かにありますが、本当にごく稀なことであるのも確かなので、「できるだけゆったり過ごしてくださいね」と伝えたいです。







-ライフハック, 子育て

Copyright© 引きこもりたい複業ママのしごと&せいかつ術|カナタログ , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.