子育て

接触性皮膚炎と食物アレルギーは関係ある?ミルクで口回りが赤くなるのは牛乳アレルギー?

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うちの娘は、生後4カ月ごろから、粉ミルクをあげるたびに口のまわりが赤くなっていました。

これは、赤ちゃんの「接触性皮膚炎」の典型的な症状のようです。でも、「接触性皮膚炎」は「食物アレルギー」とは違うものなのか、不安をずっと抱えていました。

病院で相談しましたが、「ただの(粉ミルクに対する)接触性皮膚炎だと思うけど、(牛乳)アレルギーかどうかは離乳食で食べてみるまで分からない」と、あいまいな回答。

当初は、「皮膚が弱くてかぶれているだけかも?」と希望をもっていたのですが…。

生後7カ月で、最終的にうちの娘は「牛乳アレルギー」と診断されました。つまり、軽度の「食物アレルギー」がベースにあって、そのうえで「接触性皮膚炎」の症状が出ていたようです。

「接触性皮膚炎」があるからといって、必ずしも「食物アレルギー」もあるとは限りません。しかし、うちの娘のように同時に発症する場合もあるということです。

赤ちゃんに粉ミルクや特定の食材をあげたとき、口まわりがかぶれた場合は、その食材にアレルギーがある可能性も考慮して、特に慎重に離乳食をすすめていくことをおすすめします。

ただし、「接触性皮膚炎」と「食物アレルギーの皮膚症状」は、(少なくともうちの娘の場合は)かなり明確に症状の出方が違うようです。うちの娘がこれまで経験した皮膚症状について、時系列で紹介します。

粉ミルクを飲むたびに口回りが赤くなる

うちの娘は完母で育てているため、基本的には、粉ミルクを飲む機会は多くありませんでした。

ただ、産院の方針で、新生児のころはミルクを飲んでいましたし、生後3カ月までは、たまに(1週間に1~2回ほど)ミルクをあげていました。最大で1回あたり80mlまで飲んだこともあります。

このころまでは、粉ミルクを飲んでも何の問題もありませんでした。口まわりが赤くなることはなく、咳や下痢といった皮膚以外のアレルギーを疑う症状も一切出ていませんでした。

ところが、生後 4カ月を過ぎたころに突如として哺乳瓶拒否がはじまり、娘はなかなか哺乳瓶から飲んでくれなくなりました。 哺乳瓶だとダメなのかと、スプーンで粉ミルクを飲ませてみましたが、嫌がってこぼすことが多々あり、口まわりに粉ミルクがたくさんつくようになりました。

このころからです。粉ミルクを飲むたびに、口回りが赤くなるようになったのは。

生後4カ月、粉ミルクをあげた後の症状

といっても、ごらんのとおり、多少赤くなる程度です。いわゆる膨疹(ぼうしん;赤くなってぷっくりと膨らんでいる)がいくつか出て、少しかゆそうに触ろうとしていました。

もともと乳児湿疹がひどかったりと肌の弱い子なので、最初は「たまたまかぶれたのかな…」と思っていたのですが、何回か粉ミルクをあげたときだけ症状が出たので、ミルクが原因だと確信しました。

病院に行って写真を見せたところ、「大丈夫、ただの接触性皮膚炎でしょう」との診断。

ミルクを飲ませる前にワセリン(プロペト)を塗って保護するよう指示されました。(うちの娘は、ワセリンを塗っても症状は和らぎませんでしたが…。)

粉ミルクによる接触性皮膚炎の特徴

うちの娘の接触性皮膚炎は、毎回、粉ミルクを飲んでから10分以内に赤くなりはじめ、30~40分後がピークで、1時間後には綺麗になくなって元どおり…というのがお決まりのパターンでした。

粉ミルクがついた箇所だけがクッキリと赤くなります。ミルクが飛んだり垂れたりすれば首や胸が赤くなることもありますが、ミルクの触れていない箇所にはまったく症状は出ないことが特徴です。

生後6カ月、汚れた手で目をこすったときの接触性皮膚炎

これはもう少し大きくなってからの写真ですが、このときは脱脂粉乳のついた口を右手で触り、その手で右目をこすってしまいました。汚れた手で触った右頬、右目から鼻筋にかけて、手の届く範囲の皮膚だけがハッキリと赤くなった一方、左目は触っていないので、まったく症状が出ていないのが分かります。

娘の場合、接触性皮膚炎の原因物質が皮膚につくとすぐに(数分以内に)かゆみが出るようです。自分でかけない月齢だと分かりにくかったのですが、大きくなってきて手を動かせるようになると、ミルクがついたところを手でこすろうとするようになりました。そうなるともっと広範囲にミルクを塗りつけることになってしまってどんどん悪循環に…。

ただ、この写真をみるととても酷いように見えると思いますが、かゆいといっても少し気になる…程度のようで、この状態からでも1時間もすれば綺麗さっぱり治まるのが特徴でした。

粉ミルクの種類変更でさらに重症化?

接触性皮膚炎の診断がおりてからは、粉ミルクを飲ませるのはやめました。さいわい、ずっと完母で育てるつもりでしたし、どうしても母親の私に用事があるときは搾乳で対応することにしたんです。

ところが、粉ミルクでもうひと事件ありました。

離乳食も少しずつ進んできた生後6カ月過ぎのこと。ひさしぶりに粉ミルクを飲ませてみたら?ということになったんです。このときチャレンジしたのは、グリコの「アイクレオ」の液体ミルク。 はじめてのメーカーのミルクでした。というのも、それまでうちの娘が飲んだことがあったのは、明治の「ほほえみ」(キューブタイプ)だけだったのです。(産院でもらったサンプルがまだ余っていたので。)

飲ませてすぐ、異常はあらわれました…。

新しいメーカーのミルクを試したらひどいことに

月齢が進んだからなのか、たまたま体調が悪かったのか、ミルクの種類を変えたからなのか。理由は不明ですが、いままでにない強さでボコボコと皮膚がもりあがり…。娘はかなりかゆがり、泣いてしまいました。(このときは夫が飲ませたので、うまくいかず口まわりと首元がべしょべしょに濡れてしまい、ここまで広範囲に腫れました。)

このときはいろいろ事情があり、休日の夜間に初めてのミルクを飲ませてしまったという大失態。救急にいこうか本当に悩んだのですが、例のごとく、1時間たつとほとんど治まりました…。翌日、病院に連れていきましたが、これもやはり「接触性皮膚炎でしょう」とのことでした。

あとにも先にも、ここまでひどい「接触性皮膚炎」は、アイクレオを飲んだこの1回だけでした。もしかしたら、粉ミルクによる接触性皮膚炎は、ミルクのメーカーとの相性によって重症度が変わるのかもしれません。

牛乳アレルギー発覚

接触性皮膚炎だけでなく、食物アレルギーもあるのでは…という不安をかかえたまま、娘は7カ月を過ぎました。そろそろ離乳食で、ヨーグルトなどの乳製品を本格的にチャレンジしたい時期です。

しかし、離乳食初期から飲める市販のコーンスープ(脱脂粉乳入り)では、すでに接触性皮膚炎を起こしてしまっていました。

乳成分全般に対する接触性皮膚炎があることは確実。そこで、今後の離乳食の進め方について、医師に相談することにしました。

接触性皮膚炎の症状を実際に診てもらうため、おやつの時間に脱脂粉乳入りのコーンスープを飲ませてから病院へ行きました。このコーンスープでは、これまで小さじ1~2を飲んで接触性皮膚炎を起こしたことがあり、当日はコーンスープ大さじ1(=小さじ3)に初めてチャレンジしました。

飲ませてすぐに家を出て、病院につくころには、口まわりが赤くなっていました。40分後、医師に診てもらったタイミングでは、ちょうど口まわりの赤みとブツブツが少し出ており、まさに何度も見た「接触性皮膚炎」でした。

医師の診断も変わりはなく…。「実際にみても、やはり接触性皮膚炎ですね。これもアレルギーの一種には違いないのですが、消化器で吸収されてから起こる食物アレルギーとは厳密には異なるものです」

診断名は、この時点では「食物アレルギーの疑い」。ヨーグルトを少量から試してみて、もし他の症状が出たらまた来てください、といった感じの一般的なアドバイスをもらい、特に検査をしたり、薬をもらったりすることもなく、病院を出ました。

ところが…。病院を出てすぐに、頭にひとつ、じんましんのような膨疹(ふくらみ)ができていることに気づきました。見る間に2cm近くまで大きくなっていきます。こめかみにもポツポツと出はじめました。

10分もしないうちに、コーンスープは触れていないはずの顔の上のほうに、赤いふくらみがいくつもでき、目じりも赤くなってきました。

(コーンスープを大さじ1飲んだのは初めてだから、もしかして食物アレルギーの症状が出た…?)

ここで病院にとんぼ返りすることを決断。娘はかゆがってギャン泣きしながらも、 ちょうどお昼寝の時間だったので、どうにかこうにか寝てくれたのですが…。

顔じゅうに食物アレルギーと思しき発疹が出ている状態

病院に戻ってきたころには、こんな状態。まぶたが明らかに腫れてむくんでしまいました。この時点で、コーンスープを飲んでから2時間近くが経過していました。

ちなみに、娘は一重でまぶたが厚いので、「もしアレルギーでまぶたが腫れても分からないんじゃ…?」と思っていましたが、そんなことはありませんでした。明らかに、まぶたの厚さとは別の次元で、目元の様子が普段と違いました。局所的な浮腫(むくみ)が出ているので、不均一に厚くなっていますし、厚くふくらんだ部分は押すと少しやわらかかったです。

病院の受付のお姉さんは、1時間もたたずに再び現れた私たち親子に驚いたものの、「確かに赤くなってる!」と気づいてくれました。

つい先ほどみてもらったばかりの医師に、また診てもらいました。その結果…。

「たしかにこれは食物アレルギーですね」とのことで、診断が確定したのでした。

接触性皮膚炎と食物アレルギーの皮膚症状は時間差で来る

先に述べたとおり、うちの娘の接触性皮膚炎は、原因物質(今回は脱脂粉乳)を食べてから10分以内に赤くなりはじめ、30~40分後がピークで、1時間後には綺麗になくなって元どおりになります。

それに対し、食物アレルギーと診断されたときに出た皮膚症状は、ちょうど接触性皮膚炎の症状(口まわりの赤み)が引いてきたころ、入れ違いに出はじめました。

食物アレルギーの皮膚症状は、食べてから1時間後くらいに出はじめ、1時間半~2時間半後がピークでした。3時間後には目元のむくみなどの強い症状はひきましたが、その後半日ほどは発疹などが後をひきました

接触性皮膚炎では、触れたところだけが赤くなるので、症状が強まっても範囲が広がることはありませんが、食物アレルギーの皮膚症状は不規則に現れ、症状が強まるにつれて広がっていきました。

また、接触性皮膚炎では、一番症状が強烈に出たアイクレオ事件のときでも、膨疹(ふくらみ)は最大1cmくらいでしたが、食物アレルギーではもっと大きい膨疹も出ました。何より、食物アレルギーでは、赤みの強い「発疹」というよりも、ぶよぶよとふくらむ「むくみ」といってよい症状が広範囲に(特にまぶたに)出たのが特徴でした。

見た目の苛烈さは、接触性皮膚炎のひどいときのほうが上だと思いますが、食物アレルギーのときのほうがずっと、「このままひどくなったら娘の命にかかわるのではないか」という恐怖感が強かったです。

まとめ「接触性皮膚炎と食物アレルギーは、症状の出方は全然違う」

うちの娘は、生後4カ月ごろから粉ミルクで接触性皮膚炎が出て、結局、生後7カ月で牛乳アレルギーと診断されました。この3カ月、なんなんだろうなぁ…ともやもやしていたので、診断がついて逆にちょっとすっきりしました…(笑)

うちの娘は、診断直後の今の時点では、ヨーグルト小さじ2分の1をギリギリ食べられる程度のようです。さいわい、命にかかわるほど重度のアレルギーではなさそうなので、前向きに離乳食に取り組んで、ゆっくり体を慣れさせていってあげたいと考えています。

お子さんに粉ミルクや離乳食で「接触性皮膚炎」らしき症状が出て、不安になっているママに私から伝えたいことがあります。

症状があるうちに医師に診てもらい、「接触性皮膚炎ですね」といわれたなら、それは(現時点では)ほぼ間違いなく、ただの接触性皮膚炎です。接触性皮膚炎と、明らかな食物アレルギーは、見れば違いが分かるものだからです。

接触性皮膚炎があるからと言って、いわゆる食物アレルギーも必ずあるとは限りませんが、接触性皮膚炎が出た食材は、念のためより慎重に離乳食を進めると安全だと思います。

もし、食物アレルギーも併発した場合は、子どもの許容量を超えた量を食べた時点で食物アレルギーの症状も出るはずですが、(たとえ皮膚症状しか出なかったとしても)そのときは接触性皮膚炎との見分けはつくのではないかと思います。

もちろん。こういう記事でお約束のように書かれるとおり、「人によって症状の出方は全く違います」ので、症状の出る時間や発疹の見た目などはあくまでうちの娘の場合ということで、参考までにとどめてください。でも、一例として、お役にたてばと思います!







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